プロの技術を生かす

専任スタッフにきちんと給料を払う営み型にするという方向性を保ち、ヘタな企業より健全で安定した運営がなされているという。しかも、「辞められたら困る」と言われるほど実靖のある技術、長年培ってきたプロの技術を生かして社会に役立っているという自覚は、メンバーの自信になって、楽しく働く。
そのための基礎になっているのは理想的な働き方に見える、楽しくなければ仕事ではないと思っている私から見ても、これが単なるボランティア団体にならなかったのは、ここのメンバーが現役時代に培ったキャリアがモノを言っているからだ。
寄贈
中古パソコンを再生・寄贈するのが営みの柱だが、約三杜から再生費と運営費をつけての提供がある。このようなことが可能なのは、現役時代に、と言われるだけのキャリアをつけたからにほかならない。その知識や企業人脈や営業力を生「辞められたら困る」。
低迷する経済の影響を受けて、今、独立志向の傾向が強まっている。私が35歳で独立をした当時には、ベンチャーという言葉もなく独立しようという若者も少なかったから、まさに隔世の感がする。
しかし、本気で独立したいと考えているのであれば、まず既存の組織で、会社にとって「辞められたら困る」レベルの人材になることだ。なぜならば、昨今の独立志向の人たちを見ていると、安易に「楽な道」を選んでいるような気がしてならないからだ。